システムの寿命(耐用年数)は?
今回は、システムの寿命について取り上げていきたいと思います。
システム開発にて作られたシステムは、会計基準によると5年で減価償却されます。
※5年間で会計学上は価値がなくなる。
ただ、実際には長い間使い続けられていることも多く、ある記事によると基幹システムは平均13.4年でリプレイスされるようです。
長い間使ってきて時代に合わなくなってくるとリプレイスが検討され始めたりします。
開発する側からすると長く保守で使い続けられるよりリプレイスして貰った方が嬉しいものです。
経過年数で保守料金をあげたり、一定期間で保守を継続できなくしてリプレイスせざるを得なくすることもあるようです。
会計学について詳しく知りたい方は下記のブログを参照してください。
「しゅうへいブログ」
Windows Server サポート期限切れ
今回は、Windows Server サポート期限切れについて書いていきます。
某クライアント様で、Windows Server 2008 R2を使ってシステムを運用しているのですが、2020/1/14にOSの延長サポートが終了するため、Windows Server 2016へのバージョンアップ対応を行うことになりました。
合わせて、RDBについてもSQL Server 2008 R2を使用しているため、こちらも2019/7/9にサポートが切れてしまうため、SQL Server 2016にバージョンアップ対応を行います。
(最新版のSQL Server 2017では無いのは他システムでは2016を使っているのでライセンスとの兼ね合いみたいです。)
バージョンアップには2つの壁があって、
・環境のバージョンアップ後に今までのシステムが起動できない
・システムは起動できたけど想定通り動かない
という点を確認する必要があります。
前回は、Windows Server 2003からWindows Server 2008R2
SQL Server 2005からSQL Server 2008 R2
にバージョンアップしていたようです。
また、Windows7を使っている人は、2020/1/14にサポートが切れるので、まだ使っている人がいれば早いうちにWindows10にアップデートしておくか、Windows10搭載パソコンへの買い換えがおすすめです。
(クライアント様は既に対応済のようです。)
バージョンアップ対応は翌年から着手するのでまた経過を報告できたらと思います。